ピアノを弾いていて「おしゃれなコード進行」を使いたいと感じたことはありませんか?
ポップスやジャズ、バラードなど、さまざまな音楽ジャンルでよく使われるおしゃれなコード進行は、簡単なテクニックで初心者でも取り入れることができます。
この記事では、「ピアノ コード進行 おしゃれ」をテーマに、おしゃれなコード進行の基本と、ピアノ演奏に取り入れるための具体的な方法を解説します。
これを参考にして、あなたの演奏をワンランクアップさせましょう。
「おしゃれなコード進行」とは、シンプルなコード進行に少し工夫を加えることで、音楽に深みや洗練された雰囲気を持たせるテクニックです。
特に、ジャズやポップスでは、コード進行をおしゃれにするための基本的なアイデアが多く使われています。
テンションコードを使う
まず、基本のコードにテンションコードを加えることで、音に厚みと複雑さを与えられます。
たとえば、Cコード(C-E-G)に7thや9th(BやDの音)を追加することで、C7やCmaj9といったおしゃれな響きが作れます。
スムーズな転調を活用
曲の中でコード進行をスムーズに転調することで、飽きの来ないおしゃれな展開を作り出すことができます。
ベースラインを滑らかに移動させると、違和感なくコードが進行します。
初心者でも簡単に使えるおしゃれなコード進行をいくつか紹介します。
これらは、よくあるコード進行に少しひねりを加えたものなので、楽譜が読めなくても感覚的に演奏を楽しめます。
I-VIm-IIm-V(ツーファイブワン進行)
これは、ポップスやジャズでよく使われる基本的なコード進行で、シンプルながらも洗練された響きが特徴です。
例えば、C(I)-Am(VIm)-Dm(IIm)-G(V)という流れです。この進行を使うと、どの曲もおしゃれに仕上がります。
I-VI-IV-V(ドゥーワップ進行)
古いジャズやR&Bでよく使われるコード進行。
C(I)-Am(VI)-F(IV)-G(V)のように進行します。これにテンションコードを加えると、さらにおしゃれな響きになります。
I-VII-VIm-V(フラット7th進行)
この進行は、少しモダンでおしゃれな響きを持つコード進行です。
C(I)-Bb(VII)-Am(VIm)-G(V)という流れで、ジャズやR&Bで多用されます。
IV-IIm-V-I(サークル進行)
この進行は、コードが順次転調していくため、音楽が自然に流れる感覚を作り出します。
F(IV)-Dm(IIm)-G(V)-C(I)のように、特にバラードやスローテンポな楽曲に最適です。
I-IVm-VIIm-V(マイナー転調進行)
明るいメジャーコードの進行にマイナーコードを一部挿入することで、感情的でおしゃれな響きを持たせることができます。
C(I)-Fm(IVm)-Bm7b5(VIIm)-G(V)などがその例です。
おしゃれなコード進行をピアノで使いこなすためには、基本的なコードの知識を身につけた後に、いくつかのテクニックを練習に取り入れることが効果的です。
コードのボイシングを工夫する
ただ単にコードを押さえるのではなく、ボイシング(音の並び)を工夫することで、より立体的で洗練された響きになります。
低音を省略して、高音域にテンションを加えるなど、自由にボイシングを変える練習をしてみましょう。
左手と右手の役割を分ける
右手でメロディーやコードの高音部分を弾き、左手で低音を支えることで、バランスよくおしゃれな演奏ができます。
慣れてきたら、左手でベースラインを動かしながら、コード進行をスムーズにする練習をしてみてください。
テンションコードを取り入れる
上記でも触れたように、7th、9th、11th、13thなどのテンションコードを取り入れることで、コード進行に深みを加えられます。
まずは、基本の7thコードから挑戦し、徐々にテンションを増やしていきましょう。
まとめ
ピアノでおしゃれなコード進行を演奏するためには、基本的なコード進行にテンションや転調のテクニックを加えることがポイントです。
初心者でも、シンプルなコード進行に少し工夫を加えるだけで、洗練された雰囲気を出すことができます。
今回紹介した練習方法やコード進行を取り入れて、自分だけのおしゃれな演奏を楽しんでください。