ボサノバのリズムやメロディに魅了されたことはありませんか？
ゆったりと流れるようなビートと独特な和音進行が特徴のボサノバは、ピアノで演奏すると、その美しさがより際立ちます。
本記事では、「ボサノバ 名曲 ピアノ」をテーマに、ピアノで弾いてみたい名曲とその演奏ポイントを詳しくご紹介します。
初心者の方でも挑戦しやすい曲から、ボサノバの雰囲気を堪能できる楽曲を取り揃えましたので、ぜひ参考にしてみてください。
ボサノバの名曲10選
イパネマの娘（The Girl from Ipanema）
作曲者アントニオ・カルロス・ジョビンの代表曲。美しいメロディとゆったりとしたリズムが特徴で、ボサノバの代表曲とも言える1曲です。ピアノで演奏する場合、左手でシンプルなベースラインをキープしながら、右手でリズムに合わせてメロディを弾くことがポイントです。
ウェーブ（Wave）
軽やかなリズムと美しい和音が印象的な楽曲で、ボサノバ初心者にもおすすめです。シンプルなコード進行を使いながらも深いサウンドを楽しめるのが魅力です。ピアノで演奏する際は、右手で滑らかなメロディを、左手で安定したリズムを意識しましょう。
コルコバード（Corcovado）
「静かに夜の静けさと共に」とも訳されるこの曲は、夜の静寂を感じさせる柔らかな雰囲気が特徴です。ゆったりとしたテンポで演奏されることが多く、ピアノ初心者にも扱いやすい曲の一つです。
デサフィナード（Desafinado）
「音程が外れた」という意味を持つデサフィナードは、ボサノバ特有の独特なメロディラインが楽しめる楽曲です。ピアノで演奏する際は、コードの響きとメロディの絡み合いを意識して弾くと、よりボサノバらしい雰囲気が出せます。
トリステ（Triste）
ボサノバらしい落ち着いたテンポと、少し切なさのあるメロディが特徴の曲です。ピアノで演奏するときは、左手で安定したビートを刻みつつ、右手でメロディラインをなめらかに弾くことがポイントです。
ソ・ダンソ・サンバ（So Danco Samba）
少しテンポの速い楽曲ですが、明るく楽しい雰囲気のある1曲です。軽快なリズムが特徴で、弾いているうちに楽しくなってくる曲です。ピアノで演奏する際は、リズムを意識しながらテンポを保つことが大切です。
ワン・ノート・サンバ（One Note Samba）
シンプルなメロディの繰り返しが特徴で、ボサノバ初心者にも挑戦しやすい1曲です。右手で繰り返されるメロディに集中し、左手でしっかりとしたリズムを刻みましょう。
アンテス・ダ・シャバ（Antes da Chuva）
比較的穏やかなメロディが特徴のこの曲は、リラックスした雰囲気で演奏することができます。ピアノで弾くときは、しっとりと落ち着いたテンポで弾くことを意識しましょう。
ブラジル（Aquarela do Brasil）
ブラジル音楽を象徴する曲の一つで、ピアノで演奏すると華やかさが際立ちます。リズミカルな演奏を意識しながら、右手のメロディラインをしっかりと表現しましょう。
インセンサテズ（Insensatez）
切なさと哀愁を感じるメロディラインが特徴で、ピアノでの演奏でもその魅力が際立ちます。静かなテンポで、柔らかいタッチで弾くと効果的です。
ボサノバ名曲のピアノ演奏におけるポイント
右手と左手のリズムを調和させる ボサノバの魅力は、左手で刻むリズムと右手のメロディの調和です。初心者の方は、まずは簡単なベースラインを確実にキープする練習から始めると良いでしょう。
アクセントを意識した演奏 ボサノバでは、2拍目や4拍目にアクセントを置くことが多く、これがグルーヴ感を生み出します。ピアノでの演奏では、左手でリズムを感じながら、アクセントをつけることで雰囲気が増します。
テンポはゆったりとリラックスして ボサノバはテンポがゆっくりな曲が多いので、演奏者自身がリラックスして弾くことが大切です。テンポに余裕を持ち、ゆっくりと演奏することで、よりボサノバの雰囲気が伝わります。
まとめ
ピアノで弾く「ボサノバの名曲」は、ジャズやポップスともまた違った魅力があります。
今回ご紹介した名曲10選は、どれもボサノバの魅力が詰まった楽曲ばかりです。
ゆったりとしたリズムと豊かな和音が楽しめるボサノバの演奏を通して、新しい音楽の魅力を発見してみてください。
